9.女のくやしさ

作词:鸟井みのる
作曲:猪俣公章

こんな淋しい女の胸を
たたく冷たい夜の雨
たよる梦さえない私
贵方うらんで泣いたこと
何どあったろ何どあったろ
くやしさに

男心の冷たいしうち
耐えてしのんできたものを
何んで散らした日阴花
苦劳承知で始めから
暮らすつもりで
暮らすつもりでいたものを

一人生きてくこれから先を
いえば泪のぐちになる
きえぬ贵方の面影に
ねむりつけないいつまでも
心乱れて心乱れて
つらい夜